東京都は23区26市5町8村で成り立っています。区が23区あることはなんとなく誰でも知っていると思いますが、市・町・村がいくつあるかなんてことを、はっきり覚えている人は少ないかも知れません。そんな、区と比べると若干存在感が薄く話題にあがる頻度が少ない市・町・村ですが、それぞれの地域にもしっかりとした特徴があります。この記事では、その中の東京26市を対象に、今回少しでも、市のそれぞれの特徴について知ってもらうため、各26市のベストワン、ワーストワンを調査しましたので、是非ご覧になってみてください。今までは知らなかった意外な特徴を発見することができるかもしれません。それではさっそく紹介していきます。
※順番は五十音順で紹介しています。ご覧になりたい市を指定されたい場合は、下の「この記事の目次」から市の名前をクリックしてください。

 

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昭島市

昭島市

東京都26市でベスト1位!

 

~水道料金が最安値!~

昭島市は東京都の中で最も水道料金が安いです。
昭島市のホームページの情報によると口径20ミリメートルで2ヶ月の使用水量が50㎥の場合、8,877円(水道料金が5,065円+下水道使用料が3,812円)となっています。因みに東京都で最も水道料金が高い東久留米市では13,230円(水道料金が7,290円+下水道使用料が5,940円)となり、実に2か月で4353円、1年間で、26,118円もの差になります。水道料金の違いなんて意識したことは無かったですが、10年住み続けたとしたら、市によっては26万円の差が生じると考えると、結構ばかにならないですよね。
さらに昭島市の水は、深層地下水100%なのです。これは東京では唯一昭島市だけだそうです。深層地下水とは、土壌汚染や地下水汚染などから守られた高品質な水源のこと。地下150メートル以上の深層部から汲み上げており、水の美味しさも昭島市は東京都内で一番なんです。
昭島市民の方々が羨ましい限りです。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~粗暴犯が最も多い!~

2017年の警視庁の調べによると、昭島市は東京26市のなかで、粗暴犯、つまり暴行、傷害、脅迫、恐喝による犯罪が最も多い結果となりました。個人的には昭島市は平和な街というイメージが強いですが、その場限りの感情や欲にまかせた犯罪が多いことが伺え、非常に残念です。

 

あきる野市

あきる野市

東京都26市でベスト1位!

 

~投票率が最も高い!~

東京都選挙管理委員会のデータによりますと、2013年6月23日投開票の東京都議会選の投票率が東京26市の中で最も高かったのは、あきる野市でした。その投票率の値は54.77%です。なんと二人に一人以上が投票していることになりますね。とても素晴らしいことです。2番目に高かったのは国分寺市で47.64%、3番目が町田市の47.21%です。尚、東京23区で最も高かったのは、北区の48.89%となり、あきる野市民の投票率が圧倒的に高かったことがわかります。因みに、東京26市で投票率が最も低かったのは、羽村市で33.35%で、東京23区で最も低かったのは、港区で32.52%となります。こんなにも地域によって投票率に差があるのは、単純に選挙投票日の天候が地域によって雨だったり快晴だったりといったことも考えられますが、それ以外にも要因はありそうです。例えば、地域に愛着があるかどうかも投票率には多少なりとも影響してそうです。転入や転出で人口の入れ替わりが多い地域は、なかなか地域に愛着が湧きにくく、そのことが投票率の低下に影響している可能性も考えられます。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~人口密度が最も低い!~

2018年の総務省が発表したデータによると東京26市で最も人口密度が低い市は、あきる野市でした。続いて2番目に低い市は青梅市で、3番目は八王子市になります。そもそも人口密度が低いというのはどういうことなのか、ということですが、例えば東京23区で最も人口密度が低いとされる千代田区は、多数の大企業が集まっている分、居住地の割合が少なく、結果として人口密度が低い要因となっています。一方アフリカ北部のサハラ砂漠のように、土地の自然条件が悪く、人が住める環境として条件が良くないため人口密度が低下するケースもあります。サハラ砂漠は極端な例ですが、あきる野市は、山林が多く、利用可能な土地面積が小さいという地形的な理由により人口密度の低下に繋がっていることが考えられます。

 

稲城市

稲城市

東京都26市でベスト1位!

 

~主婦の幸せ度ナンバーワン!~

株式会社学研プラスの独自の調査によると、主婦の幸福度が東京都で最も高い街は稲城市であることが分かりました。
また全国でみても、2番目に幸福度が高いことが分かっており、稲城市は主婦にとってかなり住み心地のよい街であるようです。尚、全国で1番幸福度が高かったのは神奈川県の藤沢市でした。因みにこの調査は、2014年に100都市以上の主婦約4800人を対象に行われたもので、学研プラスが出版している雑誌「aene」の創刊号に載せられたデータとなります。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~平均年齢が最も低い!~

平成27年度の国勢調査の結果によると、東京26市の中で、市民の平均年齢が最も低いのは稲城市(43.1歳)でした。続いて2番目に低いのは府中市(43.3歳)、3番目は小金井市(43.4歳)となります。稲城市は若い人が多い街なのですね。因みに、東京26市の中で最も平均年齢が高かったのは、福生市で47.7歳でした。他県に比べて面積が小さい東京都ですが、その中の26市の中だけでも、4歳以上もの平均年齢差があるのは少し驚きです。尚、東京都全体の平均年齢は46.4歳となります。

 

青梅市

青梅市

東京都26市でベスト1位!

 

~森林の割合が最も多い!~

東京都都市整備局の統計データによると、東京26市において、2012年の土地利用比率で森林が最も多い街は青梅市でした。その値は、65.4%であり、多摩都市部平均の30.0%の倍以上の数値になります。青梅市には何度もドライブに行ったことがありますが、たしかに右も左も見渡す限り森林に囲まれており、ここは本当に東京都なのか?と驚かされた記憶が強く残っています。森林浴にはもってこいで、空気も澄んでおり、深呼吸をすれば、都会のスモッグにやられた肺が瞬く間に浄化される気分になります。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~道路の割合が最も少ない!~

2012年の東京都都市整備局の統計データによると、東京26市の中で、土地利用比率で道路が最も少ないのは青梅市でした。その比率は土地面積に対し僅か5.2%です。多摩都市部平均が11.4%なのに対し、その半分以下となります。道路面積の比率は、その町の利用者数が少ないことと大きく因果関係がありそうです。

 

清瀬市

清瀬市

東京都26市でベスト1位!

 

~病院数ナンバーワン!~

平成28年度の東京都福祉保健局の発表によると、東京26市の中で、人口一人当たりの病院数が最も多いのは清瀬市でした。また、市の土地面積に対しての病院数の割合も清瀬市が一番となっています。住んでいる地域に病院が多いと、いざという時に何かと安心ですよね。清瀬市は、病院の数の他に、緑が多い街としても有名で、とても暮らしやすい環境にあります。尚、23区も含めると、人口一人当たりの病院数が最も多いのは千代田区となります。逆に最も少ないのは、国分寺市です。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った清瀬市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

国立市

国立市

東京都26市でベスト1位!

 

~納税率が最も高い!~

国立市の公式ホームページでも発表されておりますが、市税の徴収率が東京多摩地域で最も高いのは国立市だそうです。しかも、平成22年度から8年間連続で1位を維持し続けているとのこと。さらに、平成25年・27年・28年度は税の徴収率がなんと全国で1位だそうです。その実績の裏には、滞納整理、差し押さえなど様々な取り組みが行われており、特に驚いたのは、多重債務者の債務について市の職員が代行支援を行い、結果として戻ってきた過払い金から税を徴収していることです。こちらの試みについては、他の自治体では前例が無いようです。相当な努力の上での結果となりますね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った国立市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

小金井市

小金井市

東京都26市でベスト1位!

 

~ごみのリサイクル率ナンバーワン!~

環境庁の調べによると、2013年のゴミのリサイクル率は小金井市が47.9%となり、東京都内でリサイクル率ナンバーワンとなりました。因みにリサイクル率とは、自治体が収集したごみの総量に対し、再生紙やプラスチック製品などに資源化できた割合のことを指しています。東京都平均のリサイクル率(22.8%)の倍以上の量をリサイクルできており、とても素晴らしいことです。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~経常収支比率が最も高い!~

残念ながら小金井市の経常収支比率は、平成23年度で97.0%(26市中25位)、続いて平成24年度では99.0%となり、26市でも最も高い比率となってしまいました。経常収支比率とは、各市区町村の財源の確保の程度を示すための指標です。ざっくり言うと、毎年度税金などで集まるお金に対し、経常的にかかるお金の割合のことを指します。一概には言い切れませんが、経常収支比率が80~90%を超えるとその市区町村の財政に余裕がないと判断することができます。この原因についてですが、一説によると、ごみ処理やリサイクルにかかるお金が他の市区町村と比べて高くなっていることが挙げられるようです。リサイクル率が高いことは素晴らしいですが、それに伴いかかる経費の負担が大きいということは、なんとも言い難いですね。

 

国分寺市

国分寺市

東京都26市でベスト1位!

 

~地盤が最強!~

住宅地盤の専門医「地盤ネット株式会社」の調査によりますと、東京区市町村で最も地盤の良い場所は、国分寺市という分析結果が発表されています。続いて2番目に良いのは西多摩郡瑞穂町で、3番目は小平市だそうです。上位にランクインしているのは、共通して起伏の少ない武蔵野台地に位置しており、そのことが地盤が良いと評価される結果に繋がっているようです。逆に、最も地盤の悪いとされる区市町村は、1番目が江東区で2番が中央区、3番は墨田区だと発表されています。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~振り込め詐欺被害総額ワーストワン!~

少々古いデータとなりますが、2011年6月までにおける振り込め詐欺の被害額が、国分寺市は全国でワーストワンになっていることが分かっています。これを受けて、国分寺市では自動通話録音機を300台無料で貸し出すなどの対策をとっています。電話がかかってきた際に、あらかじめ通話内容を録音する事を電話の相手に伝えることで詐欺被害を未然に防ぐことを狙いとしています。特殊詐欺は年々巧妙化し、2019年には元号詐欺、アポ電詐欺などが横行し、新たな被害者が今でも後を絶たない状況が続いています。

 

小平市

小平市

東京都26市でベスト1位!

 

~高卒職員初任給が最も高い!~

ある有名なランキングサイトの情報によりますと、2013年度において東京都内で高卒職員初任給が最も高かったのは小平市でした。その金額は、147,100円です。尚最も低かった市は、 昭島市で、 142,700円でした。高卒初任給で約5万円の差は大きいですね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~市名の画数が最も少ない!~

小平市は東京26市のうち、市名の画数が最も少なくその画数は8画でした。(立川市も同様に8画です。)尚、東京26市の中で最も画数が多いのは武蔵野市でその画数は34画でした。小平市の情報が少ないため、ちょっと強引ではありましたが、画数をネタに取り上げさせていただきました。

 

狛江市

狛江市

東京都26市でベスト1位!

 

~03ナンバーが最も多い!~

東京26市の中で電話番号が03から始まる番号が最も多いのは狛江市です。そもそも03から始まる電話番号は東京23区というイメージが強いですが、実は市内でも一部の電話番号は03から始まるところがあるのです。03ナンバーがある市は、狛江市の他に三鷹市と調布市がありますが、狛江市に限っては、街のほぼ全域が03から始まる電話番号になっています。この状況になっている理由ははっきりとはわかりませんが、狛江市、三鷹市、調布市の3つの市はどれも世田谷区と隣接しているという共通点があることから、何やら地理的な都合が絡んでいるように思われますね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~面積が最も小さい!~

東京の区市町村の中で土地面積が最も小さいのは狛江市です。その大きさは、6.39 km²で、全国で比べてみても2番目に小さい街となります。因みに全国で1番小さい街は埼玉県の蕨市でその大きさは5.11 km²となります。東京都で最も大きい街は八王子市で、その面積は186.38 km²ですから狛江市が29個分すっぽりそのまま八王子市に入ってしまうことになります。因みに全国で最も大きい市は、岐阜県の高山市で、その面積は2,178 km²です。狛江市がなんと342個分すっぽりそのまま高山市に入ってしまうことになります。というよりも、そもそも東京都全体の面積が2,188 km²なので、高山市は東京都とほぼ同じ面積であることが分かります。

 

立川市

立川市

東京都26市でベスト1位!

 

~ブロッコリー収穫量ナンバーワン!~

東京都産業労働局農林水産部の東京都農作物生産状況調査報告書によると、2014年のブロッコリー収穫量は、東京都内で立川市がナンバーワンという結果が出ています。繁華街のイメージが強い立川で、ブロッコリー収穫量が東京都内で1番多いという結果は意外です。直売所には採れたての新鮮なブロッコリーが並んでいると、立川市のホームページでも紹介されており、立川に立ち寄った際には一度その味を味わってみても良いかも知れません。因みに、26市で2番目に収穫量が多いのは八王子だそうですが、収穫量は立川市の約半分ということですから立川市のシェア率がかなり高いことがわかります。ブロッコリーが大好きな私としてはかなり魅力的です。「立川市と言えばブロッコリー」と覚えておきましょう!

 

東京都26市でワースト1位!

 

~治安が最悪!~

警視庁の調べによると、東京26市で2017年に発生した犯罪件数で人口に対する犯罪件数の割合が最も多かったのは立川市でした。やはり立川駅など繁華街が多いところでは、便利なぶん人が集まりますので、どうしても犯罪件数の割合が増えてしまうのでしょう。続いて治安が悪かったのは、2番目が武蔵野市、3番目が東大和市でした。

 

多摩市

多摩市

東京都26市でベスト1位!

 

~高齢者の元気度ナンバーワン!~

平成28年度の日本医師会総合政策研究機構の調査結果によりますと、東京26市と東京23区を合わせた49の自治体の中で多摩市の要介護認定率が最も低いということが分かりました。尚、「要介護認定率」とは、年齢が65歳以上の人で、介護が必要であると認定を受けている人の割合のことを指しています。つまり、多摩市の高齢者の方々は、49の自治体の中で最も健康であるという言い方もできます。大変素晴らしいことですね。このことは、多摩市の公式ホームページでも取り上げられています。因みに東京都内で要介護認定率が最も高かったのは千代田区でした。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った多摩市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

調布市

調布市

東京都26市でベスト1位!

 

~都内最大の植物園!~

調布市には、都内最大の植物園「神代植物公園」があります。そ広さはなんと約46万平方メートルだそうです。もともとは都内唯一の植物公園として開園され、今では季節に合わせたイベントやコンサートなどが定期的に開催されており、毎年全国から65万人の人が訪れています。調布市に立ち寄られた際には是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~待機児童が最多!~

2019年、東京26市内で待機児童数が最も多かったのは調布市で、その数は182人でした。続いて2位が府中市で146人です。因みに、東京23区も含めると、世田谷区が最も多く、その数なんと470人、続いて中央区が197人、その次が調布市という順番になります。現在、待機児童については調布市にとって大きな課題となっています。

 

西東京市

西東京市

東京都26市でベスト1位!

 

~キャベツの収穫量ナンバーワン!~

西東京市の公式ホームページでもかなりアピールされていますが、西東京市は、キャベツの作付け面積や収穫量が東京26市で1位です。因みに東京全体では、練馬区に続き第2位です。旬の時期はスイーツキャベツがおすすめで、糖度が9度以上もあるということで、火を通すことでキャベツの甘みをより感じることができるそう。西東京市に立ち寄った時にはぜひその味を確かめてみたいですね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~郵便ポストの数~

日本郵便株式会社東京支社のデータによると、2017年の時点で、市内の郵便ポストの数が市民の人口に対して最も割合が少ないのは西東京市でした。情報技術が発達した現代でも、まだまだ郵便物を送る機会は多々あり、もし家の近くに郵便ポストが無い場合は不便を感じますね。

 

八王子市

八王子市

東京都26市でベスト1位!

 

~人口最多!~

2018年9月時点での総務省発表データによると、東京26市の中で最も人口が多いのは八王子市でした。因みに八王子市の人口は約58万人。2番目に人口が多い町田市が約43万人、3番目に人口が多い府中市が約26万人であることから、八王子市の人口が他の市と比べて圧倒的に多いということがわかります。ただし、これは単に八王子が東京26市の中で最も土地面積が広いからだとも言えます。なお、東京26市で最も人口が少ないのは羽村市で、その数はわずか約5万人であり八王子市の10分の1以下となります。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~犯罪件数が最多!~

警視庁の調べによると、2017年で東京26市の中で最も犯罪件数が多かったのは八王子市でした。その件数は、約4000件に昇ります。尚、2番目に多かったのは、立川市で約3400件、続いて3番目が、武蔵野市で2100件です。ただしこの数値だけでその土地の治安の悪さを判断することは難しく、例えば八王子市は人口が最も多いため、犯罪件数も比例しているとも言えます。事実、その土地の人口に対しての犯罪件数の割合が高かったのは、八王子市ではなく立川市でした。むしろ割合だけで言えば、八王子市は26市中16番目にあたり、26市のなかで平均よりも治安が良いということになります。

 

羽村市

羽村市

東京都26市でベスト1位!

 

~男性が最も多い!~

2018年9月時点の総務省の発表データによりますと、羽村市は東京26市で、市内の男女比率において男性比率が最も多いという結果になりました。続いて、2番目は府中市、3番目は八王子市になります。羽村市は、日野自動車やカシオなど工場が多くそのことが男性比率の高いことに影響しているのかも知れません。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~人口が最も少ない!~

2018年9月時点での、総務省の発表データによりますと、羽村市は東京都内で最も人口が少ないということが分かっています。尚東京26市で2番目に人口が少ないのは福生市、3番目は武蔵村山市になります。羽村市が人口が少ないのは、やはり工場用地が多いことが原因でしょうか。

 

東久留米市

東久留米市

東京都26市でベスト1位!

 

~小麦の生産量ナンバーワン!~

東久留米市は小麦の生産量が東京都内でナンバーワンです。このことは東久留米市の公式ホームページでも取り上げられています。なんでも、東久留米市でしか栽培されていない「柳久保小麦(やなぎくぼこむぎ)」という品種が有名です。戦時中に収穫量が減り、一時は「幻の小麦」と言われていたそうです。柳久保小麦を原料としたうどんやパンなどが東久留米市内で販売されているらしく、東久留米市に立ち寄った時にはぜひ購入してみたいですね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~首長給料が最低!~

皆さんは、自分が住んでいる区市町村長がお給料をどのくらいもらっているかってご存知ですか?平成30年度の総務省が発表したデータによれば、東京都で最も区市町村長の給料が低いのは、東久留米市でした。その額は月額約48万円です。逆に東京で最も給料が高いのは、港区でした。その額は、月額約126万円です。また、東京26市内だけで最も給料が高かったのは、八王子市の月額約111万円でした。おなじ東京都内でも随分大きな差があるものですね。因みに全国で最も給料が低かったは、北海道の夕張市で月額約26万円、最も高かったのは、神奈川県の横浜市で160万円でした。
26万円はいくらなんでも少なすぎると思います。

 

東村山市

東村山市

東京都26市でベスト1位!

 

~東京唯一の国宝建造物!~

東村山市には、東京都で唯一の国宝建造物となる正福寺地蔵堂があります。国宝建造物だと京都とか奈良であればイメージがあると思いますが、関東ではなかなか思いつく国宝建造物ってないのではないでしょうか。東京唯一の国宝建造物「正福寺地蔵堂」!一見の価値ありです。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った東村山市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

東大和市

東大和市

東京都26市でベスト1位!

 

~出生率ナンバーワン!~

2017年度で、出生率が多摩26市内でも最も高かったのは、東大和市でした。遡ってみても、2014年、2015年、2016年と東大和市は4年連続で出生率がナンバーワンとなっています。因みに出生率とは、一定人口に対するその年度の出生数の割合のことを指します。東大和市では、子育て支援に積極的に取り組んでおり、その結果が出生率の高さに表れてているようです。日経の情報サイト「日経DUAL」での子育て支援制度に関する調査結果でも東大和市は「共働き子育てしやすい街」として、東京26市で1番となっています。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った東大和市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

日野市

日野市

東京都26市でベスト1位!

 

~治安が最も良い!~

警視庁の調べによると、2017年に東京26市で発生した犯罪の総件数に対し、最も発生件数が少なかったのは日野市でした。治安がよく安心して暮らせるというのはとても良いことですね。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~ゴミの量が最も多い!~

かなり古いデータになってしまいますが、平成9年度における不燃ごみの量が東京26市多でも最も多かったのは日野市でした。また、リサイクル率も東京26市で最も低く、日野市の大きな問題となっていました。当時、街の一部でごみが散乱し、悪臭がひどかったこともあったようですが、市全体が懸命にごみ対策に取り組んだ結果、2020年現在は問題が解消されているようです。

 

府中市

府中市

東京都26市でベスト1位!

 

~住み続けたい街ナンバーワン!~

少々古い情報になりますが、某不動産の情報サイトによりますと、2008年の調べで、東京都内で「今後も住み続けたい街」ナンバーワンに府中市が選ばれました。Wikiで「府中市」を検索してみても、同様に「将来も住み続けたい街」として紹介されており、その理由として、夜間人口と昼間人口がほぼ同じであること、つまり職場と住居が隣接した環境であることが府中市民の満足度を高めているということが挙げられています。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った府中市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

福生市

福生市

東京都26市でベスト1位!

 

~待機児童数がゼロ!~

東京都福祉保健局の発表によると、2019年4月付けの保育園待機児童数で、福生市は東京26市で唯一待機児童数が0人という結果であることが分かりました。また、2018年4月付の保育園待機児童数も、福生市は26市内で、唯一待機児童数が0(ゼロ)であることが分かっています。子を持つ親としては、保育園に入れられるかどうかはとても心配なことです。万が一保育園に入れられなかった際には、共働きの場合、父母どちらかが仕事が続けられなくなるという死活問題が発生します。今のところ福生市民においてはそのような心配は無さそうですね。大変羨ましい環境です。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~年収が最も低い!~

総務省の発表によると、2017年の年収において東京26市の中で最も年収が低かったのは福生市でした。その額は年収308万円。続いて2番目に低いのは武蔵村山市で312万円、3番目に低いのは青梅市で313万円でした。逆に26市で最も平均年収が高かったのは武蔵野市で524万円で福生市の2倍弱になります。同じ東京の市の中でもかなりの差がありますね。23区も含めると、最も高い年収は港区で1115万円になります。港区は東京で唯一平均年収が1000万円を超えるとして有名ですよね。しかしなぜ同じ東京のなかでこんなにも差が生じるのでしょうかね。それはさておき個人的に意外だったのは、青梅市やあきる野市など東京の外れの街よりも福生市のほうが平均年収が低いということでした。理由は分かりませんが・・・。

 

町田市

町田市

東京都26市でベスト1位!

 

~女性平均寿命が最長!~

厚生労働省の発表によると、2015年の女性の平均寿命が東京26市の中で最も高かったのは、町田市で、その平均年齢は88.1歳した。とはいっても、最下位のあきる野市と青梅市の平均寿命は86.4歳なので大して気にするほどの差ではありませんね。因みに、男性の平均寿命においては、東京26市で最も高かったのは、国分寺市で82.3歳、最も低かったのは昭島市で80.6歳でした。女性に比べ男性の平均寿命は6歳ほど低くなっています。尚、2015年女性の平均寿命で全国で最も高かったのは沖縄県中頭郡北中城村で89.0歳、 男性は神奈川県横浜市青葉区で83.3歳でした。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~中学校の給食率が最も低い!~

2018年町田市議会の調べによりますと、東京都内の中学校で、給食の喫食率が最も低いのは町田市でした。そもそも町田市の中学校では、給食か弁当持参かを個人で選択することができ、給食の喫食率とはまさに生徒数に対しての給食を利用している生徒数の割合のことを指しています。喫食率は年々低下しており、2017年の時点で13%となっています。弁当を持参してくる生徒がほとんどではありますが、何も持たされない生徒もいるらしく、何かと問題視されているようです。

 

三鷹市

三鷹市

東京都26市でベスト1位!

 

~キウイ収穫量ナンバーワン!~

三鷹市では、キウイの栽培が1978年から始められ、収穫量は東京都内でナンバーワンになります。キウイフルーツは三鷹市の特産品として定着しており、キウイワインやキウイビールなども販売されています。三鷹市に寄った際にはお土産に購入してみても良いかも知れませんね。個人的にはキウイビールが気になります。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~情報無し~

これと言った三鷹市でのワーストワンなものは見つかりませんでした。

もし何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非教えていただけますと幸いです。

 

武蔵野市

武蔵野市

東京都26市でベスト1位!

 

~女性が最も多い!平均年収ナンバーワン!~

2018年9月時点の総務省の発表データによると、各市内で女性比率が最も高い市は、武蔵野市でした。その比率は、男性92%に対し、女性は108%の割合でした。言い換えると武蔵野市は女性に最も人気の高い市とも言えます。続いて2番目が清瀬市、3番目は三鷹市でした。なお、逆に男性比率が最も高い市は、羽村市で男性104%に対し、女性は96%の割合でした。
その他にも、武蔵野市は、26市で最も人口密度が高かったり、家賃相場や平均年収が高かったりします。武蔵野市は何かと26市内での比較で最も高いものが多いようです。年収については、ある総合情報サイトの情報によると、2017年度の武蔵野市の平均年収は、524万円でした。2番目は国立市で、449万円、3番目が三鷹市で439万円。圧倒的に武蔵野市の平均年収が群を抜いています。なお、26市で最も平均年収が低かったのは、福生市で、318万円でした。
そういえば、東京23区の中で平均年収が最も高い港区も、同様に女性比率が23区内でも最も高いというデータがあります。年収の高い街に女性率が高まる傾向があるのでしょうかね。

⇩港区についてまとめている記事はこちら⇩

 

東京都26市でワースト1位!

 

~出生率が最下位!~

2017年度で、出生率が多摩26市内でも最も低かったのは、武蔵野市でした。因みに出生率とは、一定人口に対するその年度の出生数の割合のことを指します。出生率が低い原因としては、結婚しない人たちの割合が増加していることが大きく影響していると思われます。総務省の国勢調査の情報をもとに未婚率の推移を見てみると、例えば30~34歳では、1985年の時点で、
男性の未婚率が28.2%、女性の未婚率が10.4%だったのに対し、2015年の時点では、男性の未婚率が47.1%、女性の未婚率が34.6%にまで上昇しています。ここ30年間で女性の未婚率(30~34歳)においてはなんと3倍以上にも増えていることが分かります。

 

武蔵村山市

武蔵村山市

東京都26市でベスト1位!

 

~公園の面積が最も広い!~

東京都の調べで、平成30年4月時点での統計データによると、武蔵村山市は、市民一人当たりの公園の面積が東京26市の中で最も多いということが分かっています。身近に自然を感じることができる環境というのは素晴らしいことですね。尚、このことは、「みどりの多い住みやすい街」ということで、武蔵村山市の公式ホームページにも取り上げられていました。因みに、東京26市で市民一人当たりの公園の面積が最も少なかった市は狛江市でした。

 

東京都26市でワースト1位!

 

~市内に1つも駅がない!~

驚くことに、武蔵村山市は東京26市で唯一鉄道の駅が一つもありません。また、なんと鉄道だけでなく国道も通っていません。因みに、市域の東西を跨ぐ青梅街道や新青梅街道ですが、あれは国道ではなく都道となります。尚、時期は未定ですが、今後多摩モノレールが武蔵村山市内への延伸を計画しているようです。駅が一つも無いなんてビックリですね。

 

まとめ

東京都26市のランキング結果は以上となりますが、いかがだったでしょうか。
普段あまり比較の対象とされにくい26市の特徴を知っていただき、少しでも興味をもっていただけたなら幸いです。

 

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