パソコンで作業している時、誰しも一度はマウスポインタ―(カーソル)の矢印キーがどこに表示されているのか分からなくなり、一時的に見失ってしまったというような経験があるのではないでしょうか。
今回こちらの記事では、そうならないための対処法を説明していきます。
この記事の目次
【対処法①】マウスポインタ―(カーソル)を大きくする
1つ目の対処法は、マウスポインタ―を大きくし、視認性を高めます。
手順は以下の通りです。
❶最初に、左下のWindowsマークをクリックします。❷次に、左側に表示されています「設定」のアイコンをクリックします。
❸Windowsの設定が開きますので、「デバイス」をクリックします。
❹左側のメニューに表示されている「マウス」をクリックします。
❺右側の関連設定にある「その他のマウスオプション」をクリックします。
❻マウスのプロパティが開きますので、上段「ポインタ―」タブをクリックします。
❼「デザイン」のリストボックスをクリックします。
❽「Windows標準(特大のフォント)(システム設定)」を選択します。
❾「適用」をクリックします。
❿「OK」をクリックします。
⓫マウスポインタ―が変更されました。
⓬マウスポインタ―がデフォルトの設定よりも大きく表示されるようになりました。
【対処法②】マウスポインタ―(カーソル)の位置を強調させる
2つ目の対処法は、マウスポインタ―のある場所をCtrlキーを押下することで強調させられるように設定し、場所を特定しやすくします。
手順は以下の通りです。
❶最初に、左下のWindowsマークをクリックします。❷次に左側に表示されている「設定」のアイコンをクリックします。
❸Windowsの設定が開きますので、「デバイス」をクリックします。
❹左側のメニューに表示されている「マウス」をクリックします。
❺右側の関連設定にある「その他のマウスオプション」をクリックします。
❻マウスのプロパティが開きますので、上段「ポインタ―オプション」タブをクリックします。
❼「Ctrlキーを押すとポインタ―の位置を表示する」の左側のチェックボックスにチェックを入れます。
❽「適用」をクリックします。
❾「OK」をクリックします。
❿「Ctrl」キーを押下すると画像のようなイメージでマウスポインタ―が協調されるようになりました。
【対処法③】マウスポインタ―(カーソル)を任意の画像に変更する
実はマウスポインタの画像を自分好みのオリジナルな画像に変更することもできます。
[.cur]または[.ani]という拡張子の画像であれば、自由に変更することが可能です。
尚、[.cur]や[.ani]の画像は別途用意する必要があります。
今回はサンプルとして私が作成しました以下のマウスポインタ―「7色に光るカーソル.ani」を例に手順を説明しています。
※「7色に光るカーソル.ani」は、以下よりダウンロード可能です。
7色に光るカーソル.ani
1 file(s) 32.97 KBでは変更手順について説明します。
❶最初に、左下のWindowsマークをクリックします。❷次に左側に表示されている「設定」のアイコンをクリックします。
❸Windowsの設定が開きますので、「デバイス」をクリックします。
❹左側のメニューに表示されている「マウス」をクリックします。
❺右側の関連設定にある「その他のマウスオプション」をクリックします。
❻マウスのプロパティが開きますので、上段「ポインタ―」タブをクリックします。
❼「デザイン」のリストボックスをクリックします。
❽(なし)を選択します。
❾「カスタマイズ」で「通常の選択」が選ばれている状態で、右下の「参照」ボタンをクリックします。
❿あらかじめ用意しました「7色に光るカーソル.ani」が保存されているフォルダへ移動します。
⓫「7色に光るカーソル.ani」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。
⓬「通常の選択」のカーソルが「7色に光るカーソル.ani」の画像に変更されていることを確認したら「適用」ボタンをクリックします。
⑬マウスポインタ―の画像が変更されました。
⓮設定内容を保存するため、「名前を付けて保存」をクリックします。
⓯保存する名前を入力します。今回は「rainbow」という名前にします。入力が終わったら「OK」ボタンをクリックします。
⓰「rainbow」と名前が変更されていることを確認できました。「OK」ボタンをクリックして設定は完了です。
⓱デスクトップ上でもカーソルが変更されていることを確認できました。
⓲マウスポインタ―の画像が変更されました。
尚、.curファイルや.aniファイルの画像をご自分で作成されたい場合は、作成手順について以下の記事で説明していますのでご覧ください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
マウスポインタ―を一時的に見失うということで、大きなハレーションに繋がるようなことはあまり考えられないため、そこまで神経質になる必要はありませんが、パソコンの利用用途によっては上記で説明しました設定を事前に入れておいたほうが良いかも知れません。例えば、パソコンで電話を使っている人の場合、かかってきている電話に即座に出らなかったりする可能性が出てきます。仕事の電話であれば、ビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。また、パソコンでゲームをする場合、マウスポインタ―の動きは常に把握する必要があるかも知れません。
設定手順はとても簡単ですので、ぜひ活用してみてください。