ちょっと前まで、イイ男を「2枚目」なんて言われてたりしてましたよね。
今でこそ、そのように表現をする人は減ってきましたが。
今だと、さしあたり「イケメン」なんて言ったりするんでしょうか。
最近、少し古いドラマで福山雅治や唐沢寿明が出演している「ホームワーク」
というタイトルのドラマを見たのですが、唐沢寿明さんが
”よ!2枚目!”
なんて言われているのを見て、ふと、
そもそもイケメンの事をなんで2枚目って言うのよ?
なんて疑問に思い、ちょっちその理由を調べてみました!
歌舞伎俳優の看板が由来
言葉の由来を辿ると、江戸時代にさかのぼります。
江戸時代、歌舞伎では、出演者である俳優さんの名前が書かれた看板が立てられていました。
これを「八枚看板」と言うそうです。
看板は8枚まであって、そこに名前が紹介されるということは、
売れっ子であると言う大変名誉なものでもありました。
8枚の看板はその順番によってそれぞれ役割を表しており、その役割の内容を引用して、
まさに「2枚目」、「3枚目」というふうに表現されるようになったわけです。
では、具体的にどのような役割なのかを、それぞれ見ていきましょう。
「1枚目」から「8枚目」まで、それぞれ意味がある
「君は4枚目だね~!」とか「よっ!5枚目!」なんて言ったりはしませんが
「1枚目」から「8枚目」までで、それぞれちゃんと意味があります。
1枚目:主役:そのまま主役
2枚目:色男:優男で色事担当
3枚目:道化:お笑い担当
4枚目:中軸:中堅役者 まとめ役
5枚目:敵役:一般的な敵役
6枚目:実敵:憎めない善要素のある敵役
7枚目:実悪:巨悪 ラスボス 全ての悪事の黒幕
8枚目:座長:元締め
8枚の中で、自分は何枚目になるのか
2枚目、3枚目だけであればそれに当てはまらないタイプもいるはずです。
そう、例えば僕の場合は、イケメンでも盛り上げ役でもありません。
となると、果たして自分は何枚目になるのか!! なんて、どうでもいい事を考え始める僕・・・
まるで動物占いのようですがw
ちなみに動物占いだと僕はひつじですね。人恋しい博愛主義者なんですw
すみませんどうでも良い話でした (;´∀`)
で、歌舞伎看板に例えると、僕の場合、これは希望になっちゃいますが
「6枚目」の憎めない敵役!
ていうのも色んな映画やドラマを見てきましたが
この「6枚目」って、1番おいしい役だなーっていつも思うんです。
例えば、今やっている海外ドラマとかですと、「ウォーキングデッド」のニーガン役とかw
ちょっと古いですが、「半沢直樹」の大和田常務(香川照之)とか
ああゆうの、憧れちゃいますね ( ̄▽ ̄)
さいごに
もう今や、「2枚目」や「3枚目」なんて表現する人は
それなりに人生を経験してきた人しか使わないですよね。
会社の飲み会とかでもし上司からそんなレアな表現を耳にしたら
そんな〇〇さんは「8枚目」じゃないですか!
なんて、お世辞がてら切り返してあげたら、話しが盛り上がるかもしれませんね。
はあ、何言ってんだお前!
で終わるかもしれませんがw
以上、ふとした疑問
「イケメンや盛り上げ役を「2枚目」「3枚目」って表現するのはなぜ???」
でした
ここまでお読みいただきありがとうございました。
このようなふとした疑問は他にもいくつか記事にしてますので
ご興味があれば是非、下の記事もご覧になってみてください。